PERSON 01私は拓く。塗料開発の可能性を。

環境、人、社会への視点から、塗料にできることを増やしていく。

大阪支店 営業第三部
2016年度入社
藥丸 寿弥

PROFILE

国内外でサプライヤー、ユーザー開拓ができ、土木・建築、電材、食品、医薬品などさまざまな業界と取引があることに魅力を感じて島貿易に中途入社。モットーは、誰もが有意義な時間を過ごすことができるよう、事前準備を怠らないこと。休日はジョギングをしたりジムに通うなど、主に体力づくりを行っている。

構造物補修用の
「水系塗料」開発を
支える

日本国内の橋梁やトンネル、鉄塔などの多くは、高度経済成長期に建設されたため、老朽化が進んでいます。しかし、日本の財政は国民医療費や年金支給額などで圧迫されており、自治体は財政難で新築する余裕がありません。そこで高まっているのが補修への需要です。
補修の方法にはさまざまありますが、その中でも「塗装」は、構造物の耐候性を高め、腐食を防ぐ重要な技術です。これまで塗装のほとんどに用いられてきたのは「溶剤系塗料」ですが、環境や人体に悪影響を及ぼすことから、昨今は「水系塗料」への置き換えが始まっています。そのような中、私は、塗料メーカーに対して水系塗料開発のための原料を提案・販売しています。
新しい塗料が実際に構造物に採用されるまでには、時間がかかります。例えば、サビの抑制効果や乾燥による割れ防止効果などを確かめるためには2年間の暴露試験に耐え、JIS規格を取らなければなりません。そのため、私は入社してすぐに動き始めました。何かの形で環境や人、社会に貢献したいという思いをもっていた私にとって、水系塗料の開発に携われる営業は大きなチャンスだったからです。

斬新な発想と技術に
強みをもつ
商社の力を活かした提案

塗料メーカーに提案するにあたっては、製品開発担当者のニーズはもちろん、塗装会社の声を聞くことから始めました。日本は地域によって気候が異なり、地域に適した塗装が施されていますので、全国展開している塗料メーカーの技術者に話を聞きに行き、日本各地のさまざまな情報を集めました。また、島貿易は、技術に強い商社であり、試作品をつくり提案できるのも強みです。
 このように、集めた情報と自社の強みを生かし、添加剤に昆布の抽出物であるアルギン酸を原料として提案し、試験にこぎつけた実績があります。天然原料ですので悪影響もありません。チャレンジングな提案でしたが、説得力のあるデータを示すことでメリットを感じていただけました。もちろん、社会に普及するにはコストが重要ですので、量を確保するために数々の塗料メーカーへの提案営業も並行して進めています。
目下、私が挑戦しているのは、東京オリンピックのマラソンに注目した塗料の開発支援営業です。今はまだ、アスファルトの熱を抑える遮熱塗料としか言えませんが、着々と前進しています。この提案にも斬新なアイデアを盛り込んでいるんですよ。「美しく彩る」という役割が真っ先に思い浮かぶ塗料ですが、「保護する」「機能を付加する」というところこそが面白い。自社の力も活用しながら、どんどん挑戦していきたいですね。

ある1週間のスケジュール

  MON TUE WED THU FRI
9:00 事務処理 事務処理 事務処理 出張
原材料メーカー同行で顧客を訪問し、プロジェクトの進捗状況確認、打合せ
事務処理
10:00 顧客を訪問し、プロジェクトの進捗状況確認、打合せ 顧客を訪問し、プロジェクトの進捗状況確認、打合せ 技術アドバイザーを訪問し、提案商品の相談、化学品についての知識取得 報告書作成
11:00
12:00 昼食 昼食 昼食
13:00 顧客を訪問し、市況動向について打合せ 新規開拓先の塗料メーカーを訪問し、商談 報告書作成、次週以降の訪問予定の調整
14:00
15:00 帰社 帰社
16:00 事務処理 事務処理、翌日準備 帰社
事務処理、翌日準備
17:00 翌日準備